増水の高原川支流でイワナ5尾|2017年5月27日の釣行記
ゴールデンウィーク以降は好天が続き、岐阜県の河川は渇水傾向でしたが、5月25日と26日の雨天で概ね平水まで回復しました。
このタイミングで友人の林敦君と高原川まで遠征しました。
高原川支流の笠谷に入るとかなり増水しており、水勢が強く遡行が困難になると覚悟しました。
対岸に渡ることはほぼ不可能で、片岸で何回も高巻きをする厳しい遡行になりました。
しかも、朝のうちは魚の反応もほとんどありません。
またもやボウズかと悪い予感がしました。
しかし、入渓から3時間ほど経過すると徐々に水勢が弱まり、対岸に渡ることができる場所も見つかるようになりました。
小場所では全く魚の反応が出ないので、淵や大トロ場などの水深があって流れが緩やかな場所で粘ることにしました。
そんなトロ場に餌のヒラタを沈めると、ようやく目印を引き込む大きなアタリが出ました。
20cmの小ぶりなイワナです。
同じポイントで同サイズが3匹釣れました。
それから淵やトロ場を集中的に攻めましたが、川底で泳ぐ良型のイワナが餌を追う姿は確認できても喰いついてはくれません。
なかなか警戒心が高いようです。
ゴールデンウィーク以降、数多くの釣り人に攻められ続けてスレてしまったのかもしれません。
林君も、魚の反応が渋く小型ばかりが釣れるのでスレているなと語っていました。
魚の反応はあるものの、型も数も不足です。
水量が減りつつあっても川を渡れる場所は少なく、谷を高巻くことが多くて足腰に疲労が蓄積します。
なかなか会心の釣りをする機会というのはないものですね。
その後も川底で20cm程度のイワナがポツポツと釣れるペースでした。
結局、この日は僕がイワナ5匹、林君がイワナ8匹の釣果でした。
帰路は林道を歩いて帰りましたが、何箇所も大岩が崩落しており車両は通行できる状態ではありません。
川にも岩の崩落や地すべりで大木がなぎ倒されているところがありましたが、こんなモノが転落してきたら即死レベルです。
落差が大きな渓流だけに激流で足元がすくわれることもあり、滑落の危険性も隣り合わせです。
大自然の環境を味わうことができますが、危険な道楽だという自覚を持って慎重に楽しみたいものです。
・釣行した渓流
高原川支流
(岐阜県高山市上宝町)
・釣行した日付 2017年5月27日(土)
・釣行時間 午前7時~午後2時
・気温 13度~23度
・釣果
イワナ 5尾(最長23cm)
・餌 ヒラタ
・仕掛け
竿 5.4m
道糸 0.6号
ハリス 0.4号
オモリ 2B
針 7号(スレ)
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