渓流釣り解禁日の付知川で29cm筆頭にイワナ4尾(2020年3月1日)
2019年~2020年は暖冬で岐阜県東部ではほとんど積雪はありませんでした。
雪が舞うこと自体も少なく、地元でこれほど雪を見ないシーズンは初めてでした。
そんな温暖な日々が続いて恵那漁協の渓流釣り解禁日(3月1日)を迎えたのですが、寒さが厳しくないということは魚の活性も最初から高いのではないかという期待もあります。
そんな中で年初から新型コロナウイルス感染症(COVID-19 infection)が広がり、飛沫感染のリスクを低減するために人が集まるイベントが軒並み中止になり、ディズニーなどの娯楽施設も休業となっていますが、渓流釣りは人が少ない自然の中で遊ぶものなので安心して出かけることができます。
そういいながらも、解禁日の付知川林道には釣り人の車があちこちに停まっていて、自由に釣りをできる区間はそれほど長くありません。
車が停まっていなくて、入渓しやすい場所を探して川に下っていきます。
川に入って周囲を眺めると暖冬のため川原には全く雪はありません。
日陰にも雪はなく、例年なら凍てついている岩壁にも全く氷はありません。
渓流釣りには良いコンディションですが、地球全体の温暖化が心配になるところです。
いくら暖冬でも気温も水温も低い時期ですから渓流魚は瀬や浅場には出ておらず、渕など水深のある場所で固まっていることが予想され、最初は堰堤下の大場所に陣取りました。
堰堤下の水の落ち込み周囲の淀みに餌のイクラを投入し、水勢に任せて仕掛けを流すことを数回したところで勢いよく目印が沈み込みました。
すかさず竿を立てて合わせを入れたところ、ブチっという音と共に仕掛けが宙に舞いました。
魚の重みも全く伝わらない程の見事なハリス切れでした。
ハリスは今までと変わらない0.4号ですが、この太さで合わせ切れしてしまうのは珍しいなと首をかしげました。
その後も同じ水の流れに仕掛けを投入すると同じコースで目印が勢いよく沈みました。
今度こそしっかり合わせようと竿を立てたところ、全く同じパターンでハリス切れになりました。
魚の重みも感じられないのも同様です。
これは大きいイワナがいるかもしれないと思い、合わせ切れを避けるためにアタリがあったら竿を立てずに仕掛けを送り込んで、しっかり食い込ませてから竿の弾力で引き寄せることにしました。
次も同じコースに流したところ、今度は軽くコンコンと竿に振動がありました。
これは小型の魚だと思い、普通に竿を立てたところ18cmのイワナが宙を舞って網に収まりました。
今シーズンの初物なので小型でも嬉しいものです。(内心で、これでボウズは免れたとホッとしました)。
その後も執拗に同じコースを流していると、先ほどと同じように勢いよく目印が沈み込みました。
反射的に竿を立てたくなる衝動を抑え、竿の位置を固定して魚が餌をしっかりと咥え込むのを待ったところ、ズンという重い感触が竿に伝わり、それから竿が大きくしなりました。
そこからは竿の弾力を活かして、少しずつ魚を水面に引き出そうとしました。
しかし、魚は重くズンズンと深場に潜ろうとします。
ここで竿を立てながら、引きずり込まれる重さに耐えて数歩後退します。
すると魚が水面に姿を現して暴れました。
そのまま川原まで引きずって網に収めることができました。
メジャーで計測したところ29cmありました。
なかなか良いサイズのイワナです。
シーズンの最初から良型を釣ることができてラッキーです。
その後は上流に向かいましたが、水深がない場所では魚の反応はありません。
トロ場で10cm程度のアマゴ稚魚が釣れましたが撮影せずにリリースしました。
更に上流に向かってトロ場で粘ったところ20cm程度のイワナを2匹追加しました。
合計で4匹となったところで納竿としました。
・釣行した渓流
付知川東股本谷
(岐阜県中津川市付知町)
・釣行した日付 2020年3月1日(日)
・釣行時間 午前6時~午前10時
・気温 2度~9度
・釣果
イワナ 4尾(最長29cm)
・餌 イクラ
・仕掛け
竿 5.8m
道糸 0.6号
ハリス 0.4号
オモリ 2B
針 7号(スレ)
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