付知川 東股谷の釣行記(2016年3月1日)

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3月1日は恵那漁協の渓流釣り解禁日です。
ここ何年も渓流釣り解禁日の釣行は欠かしたことが無く、旧サイトの過去記事を遡ってみたところ2005年から連続釣行していました。(笑)
今年で11年連続の解禁日釣行記録となりました。

11年もの間、3月1日がずっと休日だったわけではありません。
いろいろ難しい予定があって、それを欠礼したこともあるし、仕事関係でご迷惑をかけたこともあったでしょう。それを乗り越えての偉業ということでお察しください。
誰も褒めてくれないから、自分で自分を褒めてあげたいという悟りの境地であります。

これはもう釣れるとか釣れないという次元を超えたルーティンと化しているわけです。何か義務感のようなところもあったりします。(もちろん誰に頼まれているわけでもないので義務なんかないのですが・・・)
解禁日に渓流に立つという行為をしなければ1年が始まらない感じです。

釣果は関係ないと言いつつも、やはり数日前から解禁日の天候は気になるところです。
天気予報では解禁日前日と解禁日は気温低下が著しく前日比マイナス6度とされていました。3月2日以降に気温上昇の予測もされていました。
普通ならこの予報下では釣行は見送って暖かくなるタイミングで爆釣を狙うのがセオリーです。
3月2日か3日に釣行するという選択肢もあったのですが、不漁を覚悟の上で1日の解禁日に出かけることにしました。

そして付知川東股谷に行ったのですが、気温はマイナス3度。早朝は雪も舞っていました。
この寒冷環境で、しかも平日というのに林道にはクレイジーな先行者の車があちこちに停まっていました。いやはや釣り人の皆さん、物好きですね(お前が言うなというのは禁句です)。入る場所の選択肢も少なく、堰堤下の深場を1つ攻めるのがやっとというところ。
もう寒いし、大して釣れないだろうから早々に帰ろうと、釣りを開始する前からネガティブ・シンキングです。

そして人が入っていない堰堤下にたどり着きました。
082
水しぶき舞う堰堤下

マイナス気温下で文字通りのマイナスイオンの水しぶきを浴びながら竿を振り出します。寒くてマイナスイオンが嫌いになりそうで困ります。マイナスイオンの意味を取り違えているというごもっともな指摘は不要です。
ちなみにエサは早春の定番のイクラです。

落下水の水泡が消えるあたりに投入して渦に乗せて最深部に送り込むことを3~4回したところ、目印がピクリと動きました。
ドンピシャというタイミングで竿を立てて魚を一気に引き抜いたところ、良型の白い魚体が宙に舞いました。そのままネットに入れようとしたのですが目測を誤って通過してしまいました。

そして次の瞬間・・・

もうおわかりですね?

はい。魚は川に帰っていきました。
このシビアな環境で釣り逃したのは痛いです。

気を取り直してエサの投入を続けましたが、水しぶきがレインコートに付着して氷になるわ、手がかじかんでくるわ、テグスについた水滴が数珠のように氷結するわで、久々の厳寒期の釣り苦行を味わうことになりました。
魚の反応は全然ありません。逃した1匹が大きい。

寒いといっても、たかがマイナス3度。過去にはマイナス10度以下の猛吹雪の中でも釣り進んだこともあり、そのような環境に比べればどうってことはありません。
ただ、猛吹雪でも台風でも釣れていれば意欲は萎えるものではないのですが、釣れないとモチベーションを保つのは難しいですね。

もうこのまま釣れないかもしれないなと半ば諦めていたところ、目印が動いた気がしました。
半信半疑でアワセを入れたところ、魚の重みが竿を伝わってきました。
そのまま竿を立てて抵抗する魚を水面まで上げ、その姿を確認したところでゴボウ抜きしました。そして今度は無事にネット・インさせました。

083
22cmのアマゴ

まあまあの型のアマゴが釣れて一安心です。
シーズンの初物はやはり嬉しいですね。

その後もしばらく粘りましたがアタリは無く、先行者もいるので場所移動も厳しいと判断し竿を仕舞うことにしました。(何より寒くて、移動して釣りを続けようという意欲も起きませんでした。歳をとりましたね。)

とりあえず1匹釣れたのでよしとしましょう。
次回釣行は暖かくなった最盛期にする予定です。そういうことで林敦君、指名しておくから準備しておくように。

 

・釣行した渓流
木曽川水系 付知川
(岐阜県中津川市付知町)
・釣行した日付 2016年3月1日(火)
・釣行時間 午前7時~午前8時30分
・気温 マイナス3度

・釣果
アマゴ 1尾(最長22cm)

・餌 イクラ

・仕掛け
竿 5.3m
道糸 0.6号
ハリス 0.4号
オモリ  2B
針 7号(スレ)

 



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